変わった形の土地や狭い土地でも大丈夫!
狭小住宅という言葉を耳にしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。狭小住宅は、都市部などによく見られ、おおむね50平米以下の土地に建てられた住宅のことを指します。狭い土地であっても、構造や設備に工夫を凝らして設計を進めれば、狭さを感じさせない居心地のよい空間に仕上げることが可能です。必ずしも広くはない土地にマイホームを建てるなら、狭小住宅の設計を得意とする設計事務所に注文住宅の設計を依頼するのがおすすめです。細長い土地や三角形の土地など、一般的には住宅を建てにくそうな条件の土地であっても、その特性を生かした住宅設計を叶えてくれることでしょう。
狭小住宅によく見られる間取りとは?
床面の高さの一部を変えるスキップフロアが取り入れられた間取りが多いのは、狭小住宅の特徴です。ロフトや中2階などのスキップフロアを設ければ、広々とした開放的な空間を実現できます。趣味のための空間を確保したい場合には、地下室を取り入れた設計にするのがおすすめです。地下室を防音室にすれば、音楽演奏や動画鑑賞などに没頭しやすくなるでしょう。
狭小住宅では、残念ながら、1階部分に広い庭を確保するのは難しいのが現実です。しかしながら、屋上やバルコニーを活用すれば、バーベキューやガーデニングなど多様な目的で使えるリフレッシュ空間を確保することが可能です。屋上やバルコニーであれば、1階に設けた庭と比べて、周囲の人の目を気にせずに過ごせるといったメリットもあります。
狭小住宅のプランニングでは、廊下部分をできるだけ減らし、居住スペースをより多く確保するために、階段の位置が重要になってきます。